ティラノサウルスレースに参加したよ😄
ウチの息子は、1歳の頃から恐竜が大好きだ。
ジジにジェラシックパークをババにゴジラを刷り込まれ、アマプラで恐竜のうたを観て、2歳になった今ではメジャーな恐竜の名前はほとんど言える様になっている。
Tシャツ、ズボン、靴下、帽子、長靴まで恐竜だ(笑)
恐竜のおもちゃだけで一体何体あるんだろう。
そんな息子を持つオレがネットでふと目にした『ティラノサウルスレースあさむし』の告知。
エアで膨らむ恐竜の着ぐるみを着て、砂浜を走るらしい。
そしてどうやらアメリカでやってるのを鳥取の人が真似て、今回青森でも!となったらしい。
その動画を何本か観たのだが実にバカバカしい(笑)
最高だ(笑)
オレはこういうアホみたいなものが好きだ。
野外ロケのお笑い番組みたいだと思った。
お笑いウルトラクイズや風雲たけし城、リンカーンとか観てたな〜
そういえば、ひょんな事から20代の頃にお笑い番組に出たことがあった。
たけしの全日本お笑い研究所という番組だ。
ある日、高円寺LAZY WAYSというライブハウスのブッキングマネージャーからお笑い番組に出ませんかと電話があった。
オリジナル曲を横森良造氏のアコーディオン伴奏でヘビメタ歌手になりきって老人ホームで歌って欲しいという依頼だった。
R&Rバンドのハノイロックスが好きで金髪長髪にしているのはもちろん知っているが、ヘビメタの感じでお願いというのだ。
人生は何があるか本当にわからないものだと思いながら、当時面白いオファーだと快諾したのを覚えている。
当日、現場に行くとサブローシローが司会で楽屋も一緒だった。
一緒に出演するミュージシャンからビールをもらってプシュッとしたらサブローさんに掛かって、大阪弁で怒られたっけ(笑)
ヘビメタが慰問に来るというミスマッチを狙った企画だったが、入所者さんたちは普通に楽しんでいたな。
まあ、そんなオレ(笑)なので、今回ティラノサウルスレースを知ってすぐ出ようと思ったのだった。
エントリー開始日にメールで申し込むと、なんと100人中81番!! 希望者がかなりいたらしくギリギリだった。
それから一ヶ月、夜中や早朝にジョギングやダッシュの練習をした。
ちなみに、高校の時は、50m6秒フラットだったが、今は自信がないw
普段全く運動していないので、取りあえずやっとこうと。
川沿いを走ると、夜はライトに照らされた川面がキラキラと綺麗だし、朝は青空が反射して空も川もブルー一色で爽快だった。
これは、今後も楽しみとしてやっていこうと思う。
さあ、そして当日。
走り込みは、確かにやった。
しかし、不安を拭えないことがあった。
砂浜を走っていないのだ。
いや、そもそも恐竜を着て走ったことがないのだ。
恐竜を着たのは一度切り。
届いたその日に、どんなものかと着て、なんとなくギターの弾き語りをしてみただけだ。
休みの日に浅虫海岸に行こうと思ったものの、梅雨時期で休みはいつも雨だった。
しかし、当日を迎えた。やるしかないのだ!
8時過ぎに現場に着くと駐車場はまだ空いていた。
めちゃめちゃ暑い日で、音響ブースでは、DJ AKITAがチューブを掛けていた。もう完全に夏真っ盛りだ♪
恐竜たちも知り合いが多かった。
ゆったんザウルスやうし子ザウルス、のぞザウルスに先川ザウルス、中村観光協会会長ザウルス等、みんな好きだねーとニコニコしてしまう。
そして、レースまで少し時間があったので、ちょっと走ってみたのだが、、、
腕が振れない、足が開かない、前が見えない、砂で走りにくい
何だコレーーー!
やばいなと思いつつ、家族が見守る中、レースがスタートした。
予選と決勝があり、まずは予選。
ティラノサウルス シニア(40〜60歳)オスの部、8人が横並びに揃う。
ピストルの音で飛び出すも、左からいきなり押されて若干右側に走る。
右の恐竜にぶつかる。弾かれる。そもそも前が見えない。
前の恐竜が転ぶ。それを避けて左に走る。
結果、意図的では無いにしろ、お互いにぶつかったりぶつけられたり、踏んだり踏まれたりしながら何とか全員ゴールまで走り切ったのだった。
まあ、そういうアクシデントが予定調和じゃなくて面白いんだよね。
シニアの皆さん、恨みっこ無しでよろしくお願いします(笑)お疲れ様でした!!
そしてオレは、ゴールで、スタッフのお兄さんから、予選突破ですよと声を掛けられたのだった✨
その後、太陽も更に本気を出して来た頃に決勝が始まった。
恐竜の中が暑すぎて、本番まで顔を出しておきましょうというスタッフさんの声掛けもあった。
正直汗だくで、待ってるのが辛いくらいだった。
それでも、全員最後まで走り切った。
オレは、入賞は出来なかったが、全然オッケーだ!
レースは、楽しかった♪
そして、何より嬉しいのは息子が楽しそうだった♪
彼は、帰りの車の中で何度もこう言っていた。
「今日、パパザウルスいたね♪」
オレは、ハンドルを握りながら、何度も「いたねー」と笑顔で答えた。
主催者の皆さん、スタッフの皆さん、楽しかったよー!
青森でやってくれてありがとう!