Ryu's Rock Life Blog

シンガーソングライター、ボーカリスト、ボイストレーナーとして活動するRyuのブログ

ロックバンドMUGEN、定禅寺ストリートジャズフェスティバルに参加決定!!

噂は何年も前から聞いていた。

・仙台のストリートで開催される音楽イベントの規模がスゴイらしい

定禅寺ストリートジャズフェスティバルという名前だが、フォークからメタルまで出演しているらしい

・出演するのが難しく、2,000組応募して1,000組合格するらしい

 

数年前に東京の友人が、自分のバンドの復活記念に応募して合格し、大人の遠足をして来ましたと話していた。
楽しそうだなと思った。
イベント自体もそうだし、応募することも含めて面白そうだ。

 

今年の始めにMUGENのメンバーに話をしたところ、よし応募してみよう!ということになった。
応募して、半分落ちて半分合格って面白いじゃん!腕試ししてみようと。


応募は動画でということだった。
締め切りの2週間前に一発録りで動画を2曲撮って応募した。

応募したはいいが、そもそも、ロックバンドでオリジナル曲ってイベント的にはどうなんだろうとも思っていた。
イベント名からして、ジャズバンドは需要があるだろうし、お客さんもジャズ好きな人が集まりそうだ。
コピーバンド・カバーバンドもお客さんを楽しませることが出来るという点では受かり易いかも知れない。

ま、受かっても落ちても、オレ達のロックミュージックが、イベントの運営側(審査員)にどう評価されるのかが楽しみだった。
オーディション的なものに応募するってのがすごく久しぶりだったから。

ちなみに、合格は封書、不合格はハガキで通知が来るらしかった。

 


大人になってから合否を待つことはなかなか無い。
最初はドキドキしていたが、そのうち忘れてしまった(笑)

そして、応募から2ヶ月以上経った頃、ついに封書が届いた!

『参加決定』と書いてあった。

自信は少なからずあったけど、やっぱり嬉しい。
これで、もはや目的の50%は達成されたと言っても過言ではない(笑)

今年の夏は忙しくなるな〜

さあ、大人の遠足の準備をしなくちゃ。

 

www.j-streetjazz.com

ギブソン ハミングバードの改造

アコースティックギターをバンドで使える様に改造する事にした。

オレのギター、ギブソン ハミングバードには、最初からL.R.Baggs Elementというピエゾピックアップが付いている。

マイルドな音色で、アルペジオをやる時にはいいが、カッティングの時はちょっとこもった感じに聞こえる。

また、バンドサウンドの中で埋もれてしまうため、ボリュームを上げることになるが、そうするとハウリングが起き易い。

練習スタジオでもハウる事が多々あり、ピックアップを変えることを決断した。

ネットで「アコースティックギター  バンド  ピックアップ」で検索すると、結構な数の人が同じ悩みでピックアップを変更している事がわかった。

その中でもバンドでアコギをガンガン使ってる人たちのHPやブログを参考にして良さそうなピックアップを探していくと、あるひとつのピックアップにたどり着いた。

SUNRISE S-2

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音も確認していないのに、もうこれしかないと思った。

アメリカで一人の技術者が責任を持って作っているらしいそのピックアップは、高いけど音は最高だとネットではみんなが絶賛していた。
海外アーティストも使用しており、バンドの中でも埋もれず、フィードバック(ハウリング)も起きにくいらしい。

よし、ピックアップはこれに決めた!

だけど、ちょっと気になることが...

ピックアップを変えたら純正で付いていたL.R.Baggs Elementが使えなくなってしまう。んー、なんか淋しいぞと。

いい方法はないかとまたしてもネットの海に漕ぎ出すと、斎藤和義や押尾コータローがピックアップを2つ付けたアコースティックギターを使っているらしい。
2つのピックアップを曲調によって使い分けたり、2つのピックアップのレベルを調整してミックスしたものを出力しているらしい。

むむむ。

オレもそれやりたいぞ!

という訳で調べたところ、単純にギターにジャックが2つあってシールドを2本差すパターンと、ステレオ対応のエンドピンジャックがひとつあって、そこにステレオのシールド1本を差すパターンがあるとわかった。

ギターからシールドが2本出ているのは、見た目もそうだが、ステージ上で動きづらそうだ。

シールド一本で行くことに決めた。


システムはこうだ。

ギターにステレオのシールドを差し、2つのピックアップの音を拾って、

Dual Input Preamp Professional というプリアンプに送る。

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このプリアンプは、これを通しただけで音が良くなると言う人もいて、プロミュージシャンの愛用者も多いようだ。

ステレオで入力した音は、ミックスしてモノラルでDIからPAに送ってもいいし、アンプに繋いでもいい。

また、ステレオ出力も可能で、2本のシールドから2台のアンプを鳴らすことも出来るのだ。

よし、これで方向性は決まった。

あとは、信頼出来る工房に改造を依頼するだけ。

 

ある日の東京。

原宿にある松下工房を訪れた。

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25年前からお世話になっている老舗の工房だ。

ここに持ち込んだ。

「出来るとは思いますが...」

希望する改造を伝えたところ、なかなか難しいらしく、出来なかったら返金しますねと言われてしまった。祈るような気持ちでハミングバードを預けた。

ついでに、状態を診てもらい、フレットやネックも修理してもらうことになった。
きっとやってくれる筈!と楽天的なオレは、足取りも軽く、次に御茶ノ水に向かった。

ステレオのシールドを買うためである。

これが無くては始まらない。

結論から言うと、それから2時間御茶ノ水を歩き回ったが、どの店にもそういう商品は置いて無かった。頼りない太さのオーディオ用のステレオケーブルが一軒の店にあっただけだ。

ネットで調べてみると、個人製作者が販売している程度で、あまり流通していない事がわかった。

次の日、オレは新宿にいた。

もちろん、ステレオのシールドを買うためである。

御茶ノ水の楽器街に出店していない店に行ってみようと思った。

山野楽器 ROCK INN

昔、新星堂 ROCK INNだったところだ。

早速、メガネの女性店員さんに声を掛ける。

アコギにピックアップを2つ付け、どちらも鳴らす様にステレオのエンドピンジャックを付けたので、ステレオのシールド(ギターケーブル)が欲しいと伝える。

「そういう商品はありませんが、作る事は出来ますよ」

と店員さん。

素晴らしい!!

昨日の御茶ノ水はなんだったんだ。

ステレオのプラグは、これしか選べませんが、ケーブルはこんなに種類がありますよとケーブルをメーター売りしている場所へ案内された。

さらに、ケーブルを製作するスタッフに会い、ケーブルごとの性質などを聞き、ベルデンのケーブルで作ってもらう事にした。

しかも、普通は後日の受け取りだが、青森から来ていて今日帰ると話したところ、今から作ってくれるという。

優しい対応で、本当に有り難かった。

その後も、店を後にするまで、作ったものに何か問題あったらすぐ修理しますとか、とにかく素晴らしい対応だった。

もう、東京で楽器屋さんに行くならここだなと心に決めた。

 

そうして青森に帰り、2週間後。

遂にハミングバードが戻って来た!

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流石は松下工房、改造は無事成功していた。

9V電池を必要とするアクティブのピエゾピックアップと電池の要らないパッシブのマグネティックピックアップを搭載したハミングバードが完成した。

しかも、電池切れの場合や普通のモノラルのシールドで使ったときにも音が出る様に、モノラルシールドを差すとマグネティックピックアップのSUNRISE S-2が鳴るようにしてある。

見た目は、普通っぽいけど実は...

っていうのが好きなオレにはぴったりの改造になった。

関わっていただいたお店の方々、ありがとうございました!

大満足です!!

福山雅治のスタンドインでポカリスエットのCM撮影に参加した話

今日、福山雅治が50歳になったようだ。

福山雅治の影武者やったことあるんですよね」
そう聞かれることが多いので、ちょっと思い出してみよう。

 

 

15年前、彼のスタンドインをやることになった。

スタンドインとは、役者やタレントの代わりに本番さながらにカメリハなどを行う人のことだ。

 

「Ryuくん、まだ痩せてる?」

ある日そんな電話が掛かって来た。

電話の主は、一緒にバンドをやった事のあるドラマーで、その頃彼は芝居にも出るようになっていた。

ああ、変わらないよと返事をした。

すると、ポカリスエットのCM撮影で福山雅治のスタンドインの仕事があるんだけど、身長が178cmくらいで痩せててギターが弾ける人を探しているんだ。オレじゃ、背が足りなくてさ。

という。

そして、ギャラはいいが、即決ではなく、プロフィールと写真を何枚か送ってオーディションになるとのこと。

 

指定された所にメールを送ると、一週間くらいで合格通知が来た。

 

CMの内容はこうだ。

 シーナ&ロケッツの鮎川誠の家に福山雅治が遊びに来て、ギターセッションをし、ふたりでポカリスエットを飲む。

撮影は連続して4日間行われた。

当時オレは、バンド活動をしながら原宿で働いていた。
勤務先に福山雅治の代役でCM撮影に参加するので4日間休みをくださいと言ったら、快くオッケーしてくれ、同僚の紹介で裏原宿のカリスマ美容師に福山ヘアーにまでしてもらった(笑)

 

都内某所の工場の屋上に鮎川邸というセット(マンションの一室)が組まれ、そこで撮影をした。

1日目2日目は、鮎川誠役の人と一緒にカメリハやテスト撮影をした。

3日目に福山雅治と鮎川誠が登場し、二日間で撮ったビデオを観て動きを確認し、本番の撮影を行った。
福山さんは、テレキャスターデュアン・オールマンモデルのストラップを付けていて、オレが気づいて二人でそんな話をした。
鮎川さんは、オレのギター『テスコ デル・レイ』を見るなり、テスコいいね~オレもデビューの頃に使っていて、今、壁紙(パソコンの背景画像)にしてるよーとハイテンションで話し掛けてくれた。
二人ともステキなミュージシャン、ロッカーだった。

そして、3日目の一日だけで二人の撮影が終わり、4日目には、福山雅治が着用した衣装やアクセサリーなどをオレが身につけ、追加の撮影をすることになった。
顔の写らない、ギターアンプにプラグを差すアクションや、ギターのカッティング、手元のアップなどを何回もやった。
断言は出来ないが、CMを観るとそれらのアクション部分はオレだなと思う。

また4日目の撮影場所近くにはファンらしき人もいて、昨日福山雅治がロケしてたという情報が流れたのだろう。
オレの姿が見える度に勘違いして歓声があがっていた(笑)


このスタンドインという経験は、興奮もしたし、いい刺激になった。

撮影の合間のギターセッションも本当に上手くて良いものを観させてもらった。

 

あれから、15年か。 

ちなみに、オレはまだ痩せているぞ。

また、彼のスタンドインをやってみたいものだ(笑)

 


そのときのCM
鮎川誠 ポカリスエットCM『鮎川誠邸篇』福山雅治

www.youtube.com

【ガラケー】と【コンデジ】 の2台持ちでスマホとサヨナラ

昨年、忘年会の帰りにiPhoneを無くした。

デジタルデトックスのいい機会だと、5日間iPhone無し生活をした。

不便かなと思ったら、意外に困らないし、逆になんかさっぱりした。

新しくオリジナル曲を演奏するバンドMUGENを結成したばかりだったし、小説も書いているので、SNSとは少し距離を取って、創作活動にチカラを入れたいと思っていたところだった。

 そして、オレは7年ぶりにガラケーを持つことにした。

以下の記事にも共感した。


そして、久しぶりにガラケーを使ってみたのだが、通話の音質がすごくいい!
やはり本物のケータイである(笑)

しかし、これで大丈夫と思いきや問題が...
ガラケーのカメラ機能が古過ぎる。

これは写真好きとしては困る。

 
という訳で、持ち歩けるコンパクトなデジタルカメラが仲間入り。
一眼レフのようにボケ味のある写真が撮れるものを選んだ。

撮影してみると、コンデジとは言え、iPhoneより写真がキレイだった。
 それ専用に作られたモノの性能は素晴らしいってことだなと思った。

しばらくは、スマートじゃないかも知れないが(笑)、この2台持ちで行こうと思う。

 

今年の手帳は、旅がテーマの【トラベラーズノート】に決定!

今まで、いろんな手帳を使って来た。

システム手帳や曼荼羅手帳、ほぼ日手帳などなど。

そのどれもが、なにかしっくり来なかった。
毎年、もっといいのないかな~と探していた。

そして、今年、遂にお気に入りを見つけた!

その名も『トラベラーズノート』。

以下、公式HPより
手にとって旅に出たくなる、そんなノートを目指しました。旅の途中、ふと立ち寄ったカフェで、感じたこと、思いついたことを気ままに書き留めてください。また、このノートを携えて歩くことで、日常を旅するような気持ちで過ごしてみてください。毎日見ている景色の中に新しい顔を見つけられるかもしれません。

日常もまたひとつの「旅」だと考えるオレの心をくすぐる文章だった。

 届いたキャメル色のトラベラーズノートをすぐにカスタム。

革にシアバターを塗り込み、ゴムにネパール製のココナッツボタンをつけた。

雰囲気のある濃い色になって、チャーム代わりのボタンもいい感じだ。

これだけで、オレの手帳になったという感じがする。

今年は、コイツといい旅が出来そうだ!

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