Ryu's Rock Life Blog

シンガーソングライター、ボーカリスト、ボイストレーナーとして活動するRyuのブログ

初めての自宅レコーディング!宅録に必要な機材を揃えよう:ヘッドホン編

ボーカルレコーディングに必要なヘッドホンを購入した。

レコーディングといえば、SONYの赤いラインが入ったヘッドホンを思い浮かべる人も多いだろう。

 通称『赤帯
ミュージシャンのレコーディング映像で一番見掛けるヤツだ。

当初はオレも定番だからソレでいいかとあまり考えずに購入しようとした。

しかし、調べてみると断線し易いというレビューもあり、せっかくなので色んなメーカーのヘッドホンの中から納得の一台を選ぶ事にした。

 

 

まず、ヘッドホンには、密閉型と開放型、セミオープン型がある。

レコーディングと言えば、普通は密閉型だ。

ボーカル録りの際にヘッドホンから音漏れして、それをマイクが拾ってしまっては良いレコーディングにならないからだ。

開放型は、音楽鑑賞向き。

セミオープン型は、作曲作業や自宅から配信ライブをするようなときに向いている様だ。

2020年春にB'zの稲葉が配信時に使用していたセミオープン型ヘッドホンAKG  K702が、クラシカルなデザインでカッコ良いと当時ちょっとした話題になった。どれどれと確認したら、確かに稲葉効果で更にカッコよく見えていた(笑)

 

しかし今回、カッコ良さだけでは選べない。

セミオープン型は音漏れするのだ。

また、レコーディング後に音をミックスするときにモニター用としても使用するので、集中出来る密閉型を選ぶことにした。


いろんなサイトを見て、レビューを読んでオレが購入したのは、コレ。

 
AUDIO-TECHNICA ATH-M50x

 

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音質、装着感の評価が高いのに加え、脱着式のコードが3本付いているのが決め手だった。

こういう仕様は他に無く、素晴らしいと思った。

レコーディング時、モニター時と長さを使い分けできるのは嬉しい。

万が一、断線してもスペアがあるという安心感もある。

 

箱の裏面

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さて、届いてからやろうかやるまいかちょっとだけ悩んだ事があった。

 

それは、「エイジング」だ。

要は、音楽を掛けっぱなしにしてヘッドホンを一定時間放っておくと車の慣らし運転の様な理屈で音が良くなるよというものだ。

それに対して、「んなわきゃない」と言う人もいる。

 

まあ、結局は何にしろ自分で信じた道を行くしかない。

オレは、面白いなあと思いながらエイジングはしない事にした。

ヘッドホンのアンチエイジングだったらやったかも知れないけどね(笑)