福山雅治のスタンドインでポカリスエットのCM撮影に参加した話
今日、福山雅治が50歳になったようだ。
「福山雅治の影武者やったことあるんですよね」
そう聞かれることが多いので、ちょっと思い出してみよう。
15年前、彼のスタンドインをやることになった。
スタンドインとは、役者やタレントの代わりに本番さながらにカメリハなどを行う人のことだ。
「Ryuくん、まだ痩せてる?」
ある日そんな電話が掛かって来た。
電話の主は、一緒にバンドをやった事のあるドラマーで、その頃彼は芝居にも出るようになっていた。
ああ、変わらないよと返事をした。
すると、ポカリスエットのCM撮影で福山雅治のスタンドインの仕事があるんだけど、身長が178cmくらいで痩せててギターが弾ける人を探しているんだ。オレじゃ、背が足りなくてさ。
という。
そして、ギャラはいいが、即決ではなく、プロフィールと写真を何枚か送ってオーディションになるとのこと。
指定された所にメールを送ると、一週間くらいで合格通知が来た。
CMの内容はこうだ。
シーナ&ロケッツの鮎川誠の家に福山雅治が遊びに来て、ギターセッションをし、ふたりでポカリスエットを飲む。
撮影は連続して4日間行われた。
当時オレは、バンド活動をしながら原宿で働いていた。
勤務先に福山雅治の代役でCM撮影に参加するので4日間休みをくださいと言ったら、快くオッケーしてくれ、同僚の紹介で裏原宿のカリスマ美容師に福山ヘアーにまでしてもらった(笑)
都内某所の工場の屋上に鮎川邸というセット(マンションの一室)が組まれ、そこで撮影をした。
1日目2日目は、鮎川誠役の人と一緒にカメリハやテスト撮影をした。
3日目に福山雅治と鮎川誠が登場し、二日間で撮ったビデオを観て動きを確認し、本番の撮影を行った。
福山さんは、テレキャスターにデュアン・オールマンモデルのストラップを付けていて、オレが気づいて二人でそんな話をした。
鮎川さんは、オレのギター『テスコ デル・レイ』を見るなり、テスコいいね~オレもデビューの頃に使っていて、今、壁紙(パソコンの背景画像)にしてるよーとハイテンションで話し掛けてくれた。
二人ともステキなミュージシャン、ロッカーだった。
そして、3日目の一日だけで二人の撮影が終わり、4日目には、福山雅治が着用した衣装やアクセサリーなどをオレが身につけ、追加の撮影をすることになった。
顔の写らない、ギターアンプにプラグを差すアクションや、ギターのカッティング、手元のアップなどを何回もやった。
断言は出来ないが、CMを観るとそれらのアクション部分はオレだなと思う。
また4日目の撮影場所近くにはファンらしき人もいて、昨日福山雅治がロケしてたという情報が流れたのだろう。
オレの姿が見える度に勘違いして歓声があがっていた(笑)
このスタンドインという経験は、興奮もしたし、いい刺激になった。
撮影の合間のギターセッションも本当に上手くて良いものを観させてもらった。
あれから、15年か。
ちなみに、オレはまだ痩せているぞ。
また、彼のスタンドインをやってみたいものだ(笑)
【ガラケー】と【コンデジ】 の2台持ちでスマホとサヨナラ
昨年、忘年会の帰りにiPhoneを無くした。
デジタルデトックスのいい機会だと、5日間iPhone無し生活をした。
不便かなと思ったら、意外に困らないし、逆になんかさっぱりした。
新しくオリジナル曲を演奏するバンドMUGENを結成したばかりだったし、小説も書いているので、SNSとは少し距離を取って、創作活動にチカラを入れたいと思っていたところだった。
そして、オレは7年ぶりにガラケーを持つことにした。
以下の記事にも共感した。
そして、久しぶりにガラケーを使ってみたのだが、通話の音質がすごくいい!
やはり本物のケータイである(笑)
しかし、これで大丈夫と思いきや問題が...
ガラケーのカメラ機能が古過ぎる。
これは写真好きとしては困る。
という訳で、持ち歩けるコンパクトなデジタルカメラが仲間入り。
一眼レフのようにボケ味のある写真が撮れるものを選んだ。
撮影してみると、コンデジとは言え、iPhoneより写真がキレイだった。
それ専用に作られたモノの性能は素晴らしいってことだなと思った。
しばらくは、スマートじゃないかも知れないが(笑)、この2台持ちで行こうと思う。
今年の手帳は、旅がテーマの【トラベラーズノート】に決定!
今まで、いろんな手帳を使って来た。
そのどれもが、なにかしっくり来なかった。
毎年、もっといいのないかな~と探していた。
そして、今年、遂にお気に入りを見つけた!
その名も『トラベラーズノート』。
以下、公式HPより
手にとって旅に出たくなる、そんなノートを目指しました。旅の途中、ふと立ち寄ったカフェで、感じたこと、思いついたことを気ままに書き留めてください。また、このノートを携えて歩くことで、日常を旅するような気持ちで過ごしてみてください。毎日見ている景色の中に新しい顔を見つけられるかもしれません。
日常もまたひとつの「旅」だと考えるオレの心をくすぐる文章だった。
届いたキャメル色のトラベラーズノートをすぐにカスタム。
革にシアバターを塗り込み、ゴムにネパール製のココナッツボタンをつけた。
雰囲気のある濃い色になって、チャーム代わりのボタンもいい感じだ。
これだけで、オレの手帳になったという感じがする。
今年は、コイツといい旅が出来そうだ!